今回は、自宅警備員の猫が貰えるお給料についてお話しさせていただきます。
というのも、僕は平日の9時間自宅警備員として働いているのですが、正直、お給料が低すぎる気がする…!(僕は現物支給契約なので、計算しにくい部分はありますが…)
自宅警備員としてのスキルも随分上がってきたと思うので、昇給してほしいと相談するか悩んでいるところです。
そこで、そもそも猫の自宅警備員は月にいくら貰う権利があるのかを計算してみました。
と悩んでいる猫ちゃんはぜひ参考にしてみてください!
人間界における警備員の平均のお給料
まず、猫の自宅警備員のお給料を計算する前に、人間界における警備員の平均のお給料を調べてみました。
「タウンワーク」によると、警備員や監視員の平均時給は1,189円とのこと。※東京都の場合
なので、仮に警備員として1日8時間労働×週5日で働く場合のお給料は、月190,240円です。
これを参考に、お給料を計算していきたいと思います。
猫が自宅警備員をした場合のお給料は?
では次に、猫が自宅警備員をした場合のお給料を計算していきます。
まず、猫は一般的に、1日に12〜16時間寝ていると言われています。
間を取り、1日14時間寝ていると仮定した場合、1日9時間労働になります。(1時間の休憩が入るため)
そのため、簡単に時給だけで計算すると日給は11,890円です。
なので、仮に1日9時間労働を週5日(=月20日)行った場合のお給料は月237,800円となります。
<土日の様子>
月に23万円を、飼い主に請求できる?
ただ、1日9時間労働×20日=237,800円だからといって、飼い主に
と請求するのは難しいです。
なぜなら僕たちは、
- 食事代
- 日用品(主にトイレ用品など)
- 家賃
- 娯楽費(おもちゃなど)
- 医療費
を、雇い主である飼い主に全て負担してもらっているからです。
そのため、飼い主に請求できる額は、あくまでお給料からそれらを差し引いた額になります。
仮に、
- 食事代…月5,000円
- 日用品代…月2,000円
- 家賃…月70,000円
- 娯楽費…月1,000円
- 医療費…月3,000円
(※源泉所得税として、10.21%差し引くものとする=24,279円)
とした場合、差引額は105,279円です。
そのため、月132,521円を飼い主に請求できるという計算になります。
あくまで「9時間×週5日働いた場合」なので注意!
というわけで、猫が1日9時間自宅警備員をした場合、飼い主から月に132,521円貰う権利があるということが分かりました。
ただ、すべての猫が月に13万貰えるわけではありません。
なぜなら、例え10時間起きているとしても、その時間全て働いているとは限らないからです。
例えば僕は、外でサイレンやカラスの鳴き声が聞こえると、いくら爆睡中でもサッと起きて異変がないか確認しにいきます。
それに対して妹のあずきは、いくら外で大きな音がしようが、耳を反応させることもなくずっと爆睡しています。
だから、仮に僕と妹のお給料が一律13万円とされると、正直納得できません。
月13万円という数字は、あくまで週5日×9時間の職務を全うした場合です。
1日10時間起きているからといって、全ての猫が月13万貰えるわけではないので注意しましょう。
現在の労働環境に不満がある場合は、飼い主に相談を!
今回、この記事を読んで
という猫ちゃんもいれば、
と感じた猫ちゃんもいることでしょう。
もし、日頃頑張っているのにもかかわらず、
- 最近、貰えるオヤツがしょぼい
- 新しいおもちゃを買ってもらえない
など、労働に見合った待遇を受けられていない場合は、雇い主である飼い主に相談してみることをおすすめします。
また、万が一相談しても待遇が改善されない場合には、「労働基準にゃん督署」へ相談することもできるので、まずは飼い主に相談してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!